以前ドリブルストップのスキルの1つ、パンチストップを紹介しました。
その第2弾。
アンダードラッグというドリブルストップのスキルを今回は紹介します。
📕SKILL BOOK
📝アンダードラッグ▶️フットリプレイス▶️ドライブルカ・ドンチッチのボール&ボディハンドリング👍
これだけ笑顔でプレーする姿も素晴らしい👏👏👏
— Coach K 高校野球指導者 (@coachk_89) March 8, 2020
前回のパンチストップの記事も併せてご覧ください。

アンダードラッグとは
アンダードラッグ(Under drag)とは、ドリブルから急ストップし、相手ディフェンスとの前後のズレやスペースを作るのに有効なスキルの1つです。
他のドリブルストップのスキルとしては、
- ビハインドストップ Behind stop
- インバーティッドドラッグ Inverted drag
- プルバック Pull back
- パンチストップ Punch stop
などがあります。
今回はその中の1つのアンダードラッグについての解説です。
アンダードラッグの特徴
パンチストップの特徴は、
アウトサイドレッグスルーを使用し、足一本分のスペースをディフェンスに対して確保し、ドリブルチェンジしながら、急停止するスキル
です。
アンダードラッグのコツ
ここからはパンチストップのコツをいくつか要点を絞って解説します。
Might be time to consider canceling Netflix because this is the only thing we’ll be watching from now on.
(🎥: @espn) pic.twitter.com/NTgdgJ47wS
— RingerNBA (@ringernba) March 5, 2020
上半身は?
ディフェンスと競り合った状況やコンタクトをしている状況が予想されるので、上半身の状態はその時によって様々です。
ギリギリまでボールを前まで引っ張っていって、足を同時に斜め後ろにボールを引きます。このとき必ず抑えておかければいけないのは、猫背にならずに目線を下げないということです。
レッグスルーをしようとすると、どうしてもはじめは頭が下がって、猫背になりがちです。頭が下がって、猫背になると、今後は重心を膝でうけるような格好になり、次の動作も遅くなります。
股関節を中心に身体を折り畳むようにしてください。
パンチストップに比べると、若干前傾姿勢になることが多いスキルですが、
- 視野が保つ
- バランスを崩さない
- コンタクトに対して、耐えることができる
ということをしっかりと意識してください。
📝フロートドリブル
→プッシュクロス
→アンダードラッグ
→フットリプレイス
→3P✔️右への爆発的な動きでDFのクロスステップを誘発
✔️クロスステップに対してストップ動作でDFをやっつける
pic.twitter.com/nZGCSJiEgS— Coach K 高校野球指導者 (@coachk_89) February 8, 2020
ボールムーブ
アウトサイドレッグスルーの形ですが、ギリギリまでボールを引っ張って急激にボールを手前に引くことを意識したいです。
また、レッグスルー後はすぐに逆手でボールコントロールをし、シューティングポケットにボールを収めましょう。
前後のズレを作るスキルなので、まずはシュートを狙えるような上半身の形を作ることが大切です。



下半身の動き
前足は膝を出さずに、爪先を進行方向に対して閉じるような方向に付き、股関節を中心として、ブレーキをかけます。
膝が前に出ると止まりにくいだけでなく、無理なストップ動作となり、怪我を誘発します。
また、後ろ足はひきづるような形で基本的には前足のつっかえ棒を利用してストップをし、後ろ足は次のプレーの接続につながる動きを意識します。






アンダードラッグのタイミング
アンダードラッグをディフェンスに対して、どのタイミングで使用すれば良いか。
基本的に
- 横並びでディフェンスがついてくる状況 または
- ディフェンスが一生懸命正面に入ろうとしている状況
で使用します。
横並びのディフェンスに対するストップのタイミングは、ディフェンスの腰とお尻の向きが変わり、クロスステップに移行する瞬間です。クロスステップはスピードには強いですが、次の切り返しには極めて弱いです。その瞬間を狙いましょう。
どの状況でも重心が大きく傾いた際に急ストップすることでディフェンスの対応は難しくなります。
映像で何度も確認してもらえるとわかりやすいかと思います。
アンダードラッグからのプレーの接続
こうしたストップスキルはただ止まるだけではなく、次のプレーとの接続が極めて大切です。ストップすることで、ディフェンスとのスペース、クローズアウトシチュエーションを作ります。アンダードラッグの第一の選択は、シュート。思ったようにズレが出来なかったときやディフェンスがついてきてクローズアウトができるなら、再度カウンタードライブなどバリエーションは様々です。
📕SKILL BOOK
📝アンダードラッグ▶️スピンシール▶️ディッシュパス✅素晴らしいスキルの連結#spinseal#underdrag#dishpass
— Coach K 高校野球指導者 (@coachk_89) March 6, 2020
以下の動画をご覧になるとイメージがつきやすいかと思います。
是非動画と合わせてご覧いただき、理解を深めていただけると幸いです。
🏀アンダードラッグからステップバック
📝ドリブルストップ動作として浸透しているアンダードラッグ
✅安定したステップワークを覚えることでその後のステップバックなどのプレーの接続をスムーズにする👍🏽#underdrag#stepback#kaizen pic.twitter.com/MN75ndtTag— Coach K 高校野球指導者 (@coachk_89) February 10, 2020
📕ストップスキル
📝シザーステップ▶️ビハインドストップ▶️アンダードラッグ▶️プルアップ✅それぞれのスキルの接続が大切
ドリブルストップスキルは以下の通り
✅アンダードラッグ
✅ビハインドストップ
✅パンチストップ
✅プルパックpic.twitter.com/LTKXkLHgrc— Coach K 高校野球指導者 (@coachk_89) March 6, 2020
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