導入
卓球 ルールって、なんとなくは知っているけど細かい部分はわからない…という方は意外と多いです。卓球はシンプルに見えて、実は国際卓球連盟・ITTFが定めた細かい規定や反則ルールが存在します。公式ルールの全体像については、日本卓球協会の公式ルール解説も参考になります。本記事では、初心者がまず覚えるべき基本ルールから、試合の流れ、国際大会での規格までを分かりやすく解説します。
卓球の基本ルール
- 試合形式
- 11点先取制・ただし、10-10の場合は2点差がつくまで続行
- 3ゲームマッチ・5ゲームマッチ・7ゲームマッチ形式がある
- サーブ権は2本ごとに交代・ジュース時は1本ごとに交代
- サーブのルール
- ボールを手のひらに静止させて16cm以上トスする
- トス中も相手にボールが見えるようにする・隠す行為は禁止
- サーブは必ず自コートで1バウンド後、相手コートに1バウンドさせる
- ラリーの進行
- サーブ後、交互にボールを打ち合う
- ネットやエッジに当たっても、相手コートに入れば有効
- 相手が返球できなければ1点獲得
得点の入る場面
- 相手が返球できなかった場合
- サーブミス・ネット・アウト・バウンド不足
- ボールが相手コートに触れなかった場合
- 相手が台に手や体を触れた場合
- 打球時にボールが相手コート外の何かに触れた場合
主な反則
- サービス違反(トスが16cm未満、ボールを隠して打つ、ネットに直撃など)
- ダブルタッチ(同じプレーヤーが2回続けてボールに触る)
- バウンド前の打球(台に着く前に打つ)
- 台の移動(体や手で卓球台を動かす)
卓球の用具と国際規格
- 卓球台のサイズ:長さ2.74m × 幅1.525m、高さ76cm
- ネットの高さ:15.25cm
- ボール:直径40mm、重さ2.7g、素材はプラスチック
- ラケット:片面は赤、もう片面は黒(国際規定)
これらの規格はITTFによって定められ、国際大会では厳密に守られます。国際的な視点での詳細は、オリンピック公式サイトの卓球ルール解説でも確認できます。
ダブルスのルール
- サーブは右コートから斜め方向に打つ
- 交互に打球しなければならない(順番違反は失点)
- サーブ権は2本ごとに交代、ペアも交代して受ける
戦術とルールの関係
- サーブ時の回転やコースはルールの範囲で工夫できる
- 相手の弱点を狙うためにラリーのテンポやコースを変える
- 国際ルール改正により、ラリーの見やすさや公平性が年々向上
まとめ
卓球 ルールは一見シンプルですが、国際規格や細かい反則規定まで含めると奥深いスポーツです。サーブの正しいトスやラリーの進行、得点方法を理解すれば、観戦もプレーも何倍も楽しくなります。まずは基本ルールを押さえ、その上で戦術や駆け引きを楽しむのが卓球上達への第一歩です。
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