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【全26種類!】フィニッシュスキルの全て【それで得点を量産しよう】

フィニッシュ
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Coach K
Coach K
こんにちは!Coach Kです。
選手A
選手A
ペイントエリアまでは入っていけるんです。けど肝心のシュートが入らなくて・・・
Coach K
Coach K
今回はとにかく特典のバリーションを増やすために、様々なフィニッシュスキルを紹介します。

フィニッシュスキルの前提

練習を見ていても、1on1の練習はめっぽう強いけど、試合になると守れないこともないなというプレイヤーって意外と多くありませんか?

また、ディフェンスがいない状況だとものすごくシュートが入るけど、試合になると極端に成功率が落ちるというプレイヤーはいませんか?

それもそのはずです。

試合中は5対5のゲームである場合、基本的に完全な1on1のシチュエーションというのは存在しないからです。

必ず

  • ヘルプディフェンスがいる
  • 味方がいる
  • 時間の制限がある

様々な空間や時間の制限の中でプレイをしなければなりません

毎日練習で行っているレイアップシュート。

このシチュエーションでシュートを打てることって試合中に何度ありますか?

ワンマン速攻でのフリーの状態でレイアップを打つようなシチュエーションはほとんどないんです。

ですので、本当に練習しなければならないのは、

ディフェンスがいる状況を想定した、様々なフィニッシュスキル

と考えます。

今回はペイントエリア内へペネトレイトした後のフィニッシュスキルを1から確認していきたいと思います。

各スキルの時間は短いですが、Youtube内に動画も作成しております。

スキルに関する内容なので、文字で理論的に理解することと同時に映像で確認していただけると幸いです。

デイフェンス
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ペネトレイト後のフィニッシュスキル

では、1つずつ見ていきたいと思います。様々な名称がついているものや別称があるものもありますので、ご理解ください。

アンダーハンド2ステップレイアップ Underhand 2step layup

通常のレイアップシュートです。大きく2歩のステップをするため、スピードを殺すことなく、シュートまで持ち込めます。

状況

スピードを生かすことにより、できるだけ速くシュートに持ち込みたい時に有効です。

空間

大きなステップにより、前後の空間を広げることができます。

タイミングやポイント

同じ2ステップでも、ステップの歩幅で距離を変えることで相手ディフェンスとのズレを作ることが可能です。

またディフェンスから遠い位置にボールを保持し、ブロックをされないようにオフハンドでしっかりとボールプロテクトすることが必要です。また、ステップを踏む際にボールが下がってしまいボールを叩かれてしまうことがあるので、ステップ時にはボールを引き上げ、下げないようにしましょう。

また、下からボールを上げるため、ブロックにもかかりやすいシュートでもあります。

オーバーハンドレイアップ Overhand layup

状況

目の前にディフェンスがいるような状況でできるだけ高い打点で打ちたい時に有効です。

シュートのタイミングをずらすことができるため、非常に有効的です。

空間

上下の空間を使うシュートであるが、スピードに乗った状態で打つとコントロールがしにくいため、注意が必要。

タイミングやポイント

アンダーハンドレイアップと同様、ステップの歩幅で距離を変えることで相手ディフェンスとのズレを作ることが可能です。

またディフェンスから遠い位置にボールを保持し、ブロックをされないようにオフハンドでしっかりとボールプロテクトすることが必要です。

ワンステップレイアップ 1step layup

状況

相手ディフェンスと競り合った状況でタイミングをずらして、ブロックを回避したいときのシュートスキル

また、ヘルプディフェンスが寄ってくる前に先にシュートを打ってしまいたい状況にも有効

空間

相手ディフェンスと競り合った状況や相手ディフェンスがブロックに来ようとしている

タイミングやポイント

ディフェンスの手が下がっている状況やヘルプディフェンスが来ようとしているタイミングで使用する。ランニングステップのまま、スピードに乗った状況で使用することが多い。ステップ後もすぐに打つのか、ステップ後少しタイミングをずらして打つのかなど、様々なタイミングで打てることでバリエーションが増える。

ストレッチレイアップ Stretch layup

状況

相手ディフェンスと競り合っている状況で、横や後ろからブロックを狙っている選手に対するスキル

空間

相手ディフェンスとはコンタクトをしているか、離れていてもブロックを狙ってタイミングを合わせている状況。ゴールへ向かって手を伸ばすのではなく、ディフェンスの手の届かないところの空間を生かします。

タイミングとポイント

通常の2ステップレイアップでもワンステップレイアップでも活用できます。シュートモーションに入って、もう一度身体が伸びるように見えることからストレッチレイアップと呼ばれます。ヘルプディフェンスに対しても、このスキルは活用されます。

ストップ&ターン(ギブ&テイク) Stop&Turn Give&take

状況

ディフェンスと競り合いながらドライブをしている状況で、相手が先にコースに入りそうな状況で使用します。しっかりとストップすることで、相手ディフェンスとのズレを作り、ターンシュートを打ちます。

空間

相手ディフェンスとは競り合ってコンタクトをしているか、0.5アームぐらいの距離感です。その後のシュートのためにしっかりとストップ動作を行い、間合いを広げたいです。

タイミングやポイント

ディフェンスがコースに入ろうとしてきたタイミングでドリブルストップをします。基本的にはディフェンスに対して、後ろ向きのストップでその後、フロントターンでシュートに持ち込みます。ディフェンスがそこから詰めてきた場合は、ステップインやステップスルーに持ち込みます。

ポイントはストップの瞬間の軸足です。ピポットフットにしっかりと重心をかけ、素早くターンします。ストップの際にボールを一度上げるとそれにディフェンスが反応し、飛んでくれる場合もあります。

ステップバックシュート Stepback Shoot

状況

相手ゴールへ向かいペネトレイトしている状況で、ディフェンスと競り合った中、まっすぐゴールに向かうことができない場面で使用します。

空間

相手ディフェンスとは競り合ってコンタクトをしているか、0.5アームぐらいの距離感です。むしろ一度コンタクトしてからステップバックをすることで、ディフェンスが一度受ける状況になるため、より間合いを広げることができます。

タイミングとポイント

1回のドリブルでしっかりと大きく下がることで大きなズレができます。ステップバックというと、ジェームスハーデンのステップバックシュートが思い浮かびますが、シュートだけでなく、ドリブルを継続して、もう一度ペネトレイトするパターンもあるので、ディフェンスの状況に合わせて、使い分けとしましょう。

ギャロップステップ(プロホップ) Gallop step ProHop

状況

相手のマッチアップを抜いたものの、横から、後ろからプレッシャーをかけてくると同時にヘルプディフェンスがきている状況です。マッチアップのディフェンスとヘルプディフェンスの間にスペースがあることが前提で、2人のディフェンスの間を割るプレーになります。

空間

ある程度の左右のスペースを確保することで、どちらにもステップを踏む空間が確保できます。

タイミングやポイント

ヘルプディフェンスが前に重心が乗ったタイミングで、ステップをきり、ボールを空中でキャッチして、移動します。厳密に言えば、空中でのキャッチで同じ足の踏み切り(右、右、左)のステップはリーガルなプレーなはずですが、ゲーム中はトラベリングと判定されることも少なくないです。ですので、両足着地でのギャロップステップを踏むことの方が安全です。

また、ステップを踏みながら、身体の向きをしっかりと変えることと、ボールプロテクトをすることです。密集地帯を掻い潜るので、しっかりとボールをもち、多少手が当たってもシュートに持ち込む力強さが必要になります。

トランジションフェイド  Transition fade

状況

自身のマッチアップのディフェンスがコースに入ろうとしている状況や横並びの状況

空間

ドリブルストップのステップと相手へのコンタクトを同じタイミングで行う。コンタクトをして押し込んだ瞬間、スキップステップで相手から離れ、フェイドアウェイシュートへ。コンタクトでスペースを確保できるかが大切である。

タイミングとポイント

ドリブルのストップのタイミングと相手にコンタクトを取るタイミングの連携が非常に大切。通常のフェイドアウェイシュートと違い、相手とスペースをクリエイトしてからシュートに行くため、さほど下がりながら打たなくてもいいため、バランスがとりやすいシュート。

https://twitter.com/coachk_k/status/1229199783950053376

ユーロステップ Eurostep

状況

ランニングステップで左右の方向転換を入れながらシュートに行くスキルです。左右の移動がある分、ズレは作りやすいですが、脚力がないと難しいスキルとも言えます。

空間

ヘルプディフェンスに対して使用しますが、距離が遠すぎるとただついて来られるだけになります。ワンアームから0.5アーム程度の距離でヘルプディフェンスのすぐ横にステップを踏むことで抜くことができます。

タイミングとポイント

緩急をつけて、ステップを踏むことでディフェンスを反応させ、シュートに持ち込むスペースを確保します。また、ギャザーステップと合わせて使用することで、3歩使ってプレーしているようなプレーにもつなげることができます。(福岡第一の河村くんがよくやりますね)

また、ボールムーブが極めて大切で、ディフェンスとの距離が若干近いので、ボールを頭の上で移動させたりラグビーのように抱え込むようにしてキャッチすることも1つのポイントです。

 

バンプユーロステップ Bump Euro step

状況

コースに入ろうとしているディフェンスに対して、ドリブルステップで一度コンタクトをして、スペースを空けてからユーロステップに移るプレーです。

空間

相手とコンタクトした状況なので、スペース的には小さい状況になります。

タイミングとポイント

あからさまにぶつかっていくとチャージングをとられる可能性があります。あくまでもコンタクトをして、スペースを空けるという気持ちでやってみてください。ハーデンやヤニスがよく使うステップワークです。

https://twitter.com/coachk_k/status/1239099933866647552

https://twitter.com/coachk_k/status/1225739899900321797

スイングステップ Swing step

状況

相手のマッチアップを抜いたものの、横から、後ろからプレッシャーをかけてくると同時にヘルプディフェンスがきている状況です。マッチアップのディフェンスとヘルプディフェンスの間にスペースがあることが前提で、2人のディフェンスの間を割るプレーになります。ギャロップステップとは異なります。また、1on1のシチュエーションで相手の横を割りたいときにも有効。

空間

ヘルプディフェンスとマッチアップのディフェンスの間に1人分以上のスペースがあることが前提です。

タイミングとポイント

ドリブルとステップの連動がとても大切なスキルです。ドリブルと反対側の足と最後のドリブルを同じタイミングで突き、逆足をしっかりとクロスして、横ズレを作ります。ディフェンスのギリギリのスペースを通るので、ボールをしっかりと上にあげたり、ボールプロテクトして、爆発的なステップでシュートまで行きます。

https://twitter.com/coachk_k/status/1227012111303233536

パスフェイクフィニッシュ(ロンドフィニッシュ)Pass fake finish

状況

アウトナンバーのシチュエーションで、ヘルプディフェンスに対して、アシストのパスを出すと見せかけて、そのままシュートに持ち込むスキルです。

空間

パスフェイクをするだけの間合いがしっかりとあることが条件になります。

タイミングとポイント

ディフェンスがパスフェイクに反応すれば、そのままシュートに行けます。

反応しなかった時にしっかりとその後にパスを出せる状態を作ることと、その後にもう一回シュートに行けるスキルの準備が必要になります。チェストパスフェイクやビハインドパスフェイクがよく見る形です。

ナバーロステップ Navarro Step

状況

ヘルプディフェンスに対して、1歩目で踏み込み、2歩目で下がってシュートを打つステップです。ステップバックと違う点としては、下がった後にもう1歩踏まずに片足でのシュートになるという点です。

空間

ヘルプディフェンスと接近した状況で前後への空間をしっかりと広げることが大切です。

また、マッチアップのディフェンスの1on1にも使用できます。

タイミングとポイント

しっかりと1歩目のステップをアタックすることが大切。そのステップにしっかりと反応させることで2歩目の後ろへ下がるステップが有効になります。また、片足でのシュートとなるので、重心の移動をしっかりとして、軸を保つことが必要です。

フローター  Floater

状況

大きな相手のヘルプディフェンスに対して、その上を通して、ブロックをかわすためのスキルです。

日本代表でいうと富樫勇樹選手などが多用します。小柄な選手には必須のスキルです。

空間

別名【ティアドロップ】と呼ばれるように、涙が落ちるようにボールに高いアーチをかけディフェンスの上の空間を通して、リングを狙います。

ディフェンスとの空間が近すぎるとコントロールが難しいため、前後の空間を意識して、ボディスピードのコントロールをすることが大切です。

タイミング

ヘルプディフェンスが出てくる前に先にシュートを打つというタイミングになります。

フローターにも

  • ランニングのまま打つランニングフローター Running Floater
  • 両足着地で打つプッシュフローター               Push Floater

があります。

ジャンプストップをすることで相手のヘルプディフェンスに対しての距離が取りやすいということと、横から相手がぶつかってコンタクトがあるときにバランスがとりやすいというメリットがあります。

https://twitter.com/coachk_k/status/1235557652668633088

リバースレイアップ Reverse layup

状況

後ろにディフェンスを背負っている状況や横で競り合っている状況、ヘルプディフェンスに対する状況

空間

ブロックに飛びそうな空間とは逆のサイドでシュートを打ちます。

タイミングとポイント

横で競り合っているビックマンや後ろから追ってくるディフェンスのブロックをかわすのに効果的。後ろに背負う形を取って、いたサイドとは逆でシュート狙う。

ダブルクラッチのような形になることも。

https://twitter.com/coachk_k/status/1232943879680249856

フェイドアウェイシュート Fade away shoot

先日亡くなったコービーブライアントの必殺技です。

状況

攻撃側の制限時間が残りわずかである、ブロックがきているけれどもどうしても打ちたいという場面で使用します。余裕のある状況で多用するスキルではないのは間違いないです。

空間

後方に身体を傾けてシュートを放つので、前後のズレを作ってから発揮する必要があります。

タイミングやポイント

シュート姿勢のバランスがとても重要です。しっかりと軸を保ったまま、ジャンプすることで、シュートタッチでなんとかカバーをして、リングにボールを入れることができます。

https://twitter.com/coachk_k/status/1229566919985913857

ロールジャンプ スピンムーブ Roll jump  Spin move

状況

ドライブでゴールへ向かっている状況で、ディフェンスが完全にインラインに入ってきている状況です。そのまま突っ込むとチャージングになるような場合に、ロールターンすることでゴールに向かいます。また、ヘルプディフェンスに対して、行うことも多いフィニッシュスキルです。

空間

相手ディフェンスとはコンタクトしている状況です。ロールしてシュートに行く場合は、ヘルプディフェンスなどの周りの状況や空間を適切に判断しなければなりません。

タイミングとポイント

相手ディフェンスがコースに入ろうとしてきた瞬間に、自らコンタクトをして、相手との接点を中心に押してくる相手の力を利用して、ターンします。

ロールをするとゴール方向への視野が一瞬切れることになります。ターンの前に周囲の状況を確認することと、体幹の回転より先に首を回し、早めにゴールに目線を置き、捉えることで、シュートのブレも少なくなります。

周りの状況に合わせて、

  • まっすぐゴールへ向かうターン
  • ゴールから離れるターン

などターンの距離や方向を微調整できるようになるとプレーの幅が広がります

また、ターンの後に

  • ワンステップでシュート
  • ツーステップでシュート
  • シュートを打ちに行ってからクラッチを入れる

などタイミングをずらすことでさらに幅が広がります。

ダブルクラッチ Double clutch

状況

ヘルプディフェンスのブロックをかわしたい状況

空間

一度DFを飛ばせて、ボールを下ろし(クラッチ)、その反動でタイミングをずらして、ブロックを交わします。

タイミングとポイント

いかにディフェンスのブロックのタイミングを図れるかということと、最高到達点から落ちながらのシュートが基本なので、細かいシュートタッチやフィンガーロールを駆使する必要があります。

パワーレイアップ Powerlayup

状況

自らのディフェンスと競り合っている状況やベースライン際にドライブをして、ゴール裏からディフェンスを押し出してシュートまで持ち込みたい状況です。

空間

スピードで抜き切ることができずに、前後の空間がない状況で、コースに入ってくるディフェンスに対して飛び込み上下の空間を生かし、力強さと高さでシュートまで持ち込みます

タイミングとポイント

相手よりパワーや高さで上回っているならパワーレイアップを使います。両足で踏み切り、コンタクトをしながらシュートまで持ち込みます。ベースラインドライブでゴール裏へ入りそうなところをディフェンスに対して、コンタクトをし、シュートコースを空け、お尻と背中の幅でシュートまで持ち込むこともできます。その際、しっかりとお尻を出して相手を押し出すことで後ろからのブロックを回避できます。

ステップイン Step in

状況

間合いを詰めてくるディフェンスをかわし、よりゴールに近い位置でシュートを狙う状況

ポストプレーなどでも多く使用される。

空間

いかに前後のズレを作れるかが大切。先にストップ動作をして、ポンプフェイクなどで相手に間合いを詰めさせた瞬間がチャンスです。

タイミングやポイント

間合いを詰めようとしたタイミングで相手をかわしてシュートまで持ち込みます

ジャンプした後はしっかりと空中姿勢を保って、確実にシュートを決めます。

ストップ動作のフリーフット側にディフェンスが出てきた場合にクロスステップを踏むのがステップインです。

ステップスルー Step through

状況

基本的にはステップインと同じです。間合いを詰めてくるディフェンスをかわし、よりゴールに近い位置でシュートを狙う状況ポストプレーなどでも多く使用される。

空間

いかに前後のズレを作れるかが大切。先にストップ動作をして、ポンプフェイクなどで相手に間合いを詰めさせた瞬間がチャンスです。

タイミングやポイント

間合いを詰めようとしたタイミングで相手をかわしてシュートまで持ち込みます。

ジャンプした後はしっかりと空中姿勢を保って、確実にシュートを決めます。

ストップ動作のピポッドフット側にディフェンスが出てきた場合にそのままオープンステップでストレートにステップを踏むのがステップスルーです。

ドリブルポストアップ Dribble post up

状況

ディフェンスを抜き切ることができず、サイズミスマッチやポストプレーで勝てる可能性がある状況

空間

ポストプレーに入るので、基本的にはコンタクトした状況です。

タイミングとポイント

一度ドライブに入ったのち、抜けないと判断したらボールを止めてパスを出しがちです。しかし、スピードでは勝てなくても、サイズやパワーで勝てる可能性があるのなら、ボールプロテクトしながら、リングに背中を向け、コンタクトをしながらポストプレーに持ち込みましょう

この時、基本的にはミドルライン側を見ながら攻めることで、ヘルプディフェンスに対するキックアウトもスムーズになります。

ランニングフック Running hook

状況

ディフェンスとの競り合いが発生している状況で、相手ディフェンスのブロックをかわしてシュートにいきたい状況です。

空間

ディフェンスとのコンタクトが発生しているため、間合いはありません。できるだけディフェンスの遠い位置からフックシュートの要領で打ちます。

タイミングやポイント

腕の幅だけでズレを作るのではなく、身体の横幅をしっかりと使って、相手ディフェンスに対して、垂直の関係を保つようにして打つと打ちやすいです。ポストプレーなどでも活用できます。

ビアーレイアップ Veer layup

状況

ディフェンスとの競り合いが発生している状況で、相手ディフェンスのブロックが脅威な状況です。

空間

ディフェンスとのコンタクトが発生しているため、間合いはありません。自ら2歩目のステップでコンタクトに行き、相手にバンプし、踏み切ったタイミングで相手とのスペースを作って、シュートまで持ち込みます。ディフェンスに対して、コンタクトを入れるという点でランニングフックシュートとは異なります。

タイミングやポイント

1ステップ目でアウトサイドにステップをきり、2ステップ目でインサイドへステップを踏んで、コンタクトをする。飛び始めて外側からスペースを開けてフィニッシュへ行きます。

バリエーションとして、ドリブルの最中にスピードダウンして、一度相手にコンタクトしてから、急に加速し、フィニッシュに行くパターンも同じくビアーフィニッシュの発展形です。

https://twitter.com/coachk_k/status/1239079910674554880

https://twitter.com/Hennen_Workouts/status/1213931529606443011

https://twitter.com/Hennen_Workouts/status/1221486228920524801

バンプ&シュート Bump&Shoot

状況

ゴールに近い状況で、ディフェンスがブロックを狙い、身体のコンタクトがおきた状況です。それを避けるのではなく、身体をぶつけながら、バランスをとり、シュートに持ち込みます。

空間

コンタクトをした、間合いがほとんどない状況。

タイミングやポイント

ディフェンスがブロックに来るタイミングを予測し、ブロックにボールが触られない位置にボールを置き、シュートを打ち切ります。この時「最悪ファウルでいいや」ではなく、絶対にシュートを決めるという気持ちが大切です。

「ぶつかりながらシュートを打つ」のではなく、感覚としては、「ぶつかってから体勢を空中で整えてから打つ」というようなイメージです。ボディバランスが非常に大切なシュートスキルです。

ハイオフザグラス High off the glass

状況

ヘルプディフェンスやマッチアップの高いブロックに対して、それを避けるようにしてバックボードを利用して打つスキル

空間

相手ディフェンスとはコンタクトしたり、競り合う状況が多く、スペースや空間はない

タイミングやポイント

ブロックをかわすように直接ゴールを狙うのではなく、バックボードの高い位置にアーチを描くように当て、ゴールに吸い込まれるよう打つスキル。

かなり高難度だが、スモールプレイヤーには是非身に付けて欲しいスキル。

ディフェンスの状況による使い分け

ディフェンスが後ろから追ってきている状況

  • リバースレイアップ
  • ストレッチレイアップ
  • フローター
  • ビアーフィニッシュ
  • ツーステップレイアップ
  • ワンステップレイアップ
  • パスフェイクレイアップ

ディフェンスが横にいる状況

  • ストレッチレイアップ
  • ビアーフィニッシュ
  • ランニングフック
  • プッシュフローター
  • ダブルクラッチ
  • スピンムーブ
  • ワンステップレイアップ
  • ストップ&ターン
  • パワーレイアップ
  • ランニングフック

ヘルプディフェンスに対する状況

  • ハイオフザグラス
  • ストレッチレイアップ
  • ギャロップ
  • リバースレイアップ
  • フローター
  • プッシュフローター
  • ユーロステップ
  • ダブルクラッチ
  • ロールジャンプ
  • ワンステップレイアップ
  • バンプ&シュート
  • ステップイン
  • ステップスルー
  • ナバーロステップ
  • パワーレイアップ
  • ランニングフック

まだ抜き切れていない状況orコースに入られたorズレを生かしたい

  • ロールジャンプ
  • バンプユーロ
  • ギャロップ
  • スイングステップ
  • トランジションフェイド
  • ステップバック
  • フェイドアウェイシュート

まとめ

かなり長くなっておりますが、各フィニッシュスキルは以上のようにまとめられそうです。

全てを網羅することは難しいので、自分にあったものをこの中から選んでどんどん練習していただければと思います。今後実際の練習方法などはブログに掲載をしたいと考えています。

Youtubeの動画もかなり簡易的に作っているので、各スキルにスポットを当てて、どんどん紹介していきたいと思います。

合わせて以下の記事も読んでいただけるとより、フィニッシュスキルに関する理解が深まるかと思います。

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Coach K
中学校・高校教員◆Basketball coach◆JBA公認D級コーチ◆JBA公認C級審判員◆保健体育科◆ICT◆iPad活用◆トレーニング◆筋トレ◆教育改革◆YouTube◆教員の働き方改革◆SDGs◆NIKE